福岡県内の平和・民主団体、労働組合の8団体でつくる実行委員会は10月24日、航空自衛隊築城基地のある行橋市内で「沖縄・普天間と心ひとつに 米軍ノー!福岡県の基地強化反対 築城集会」を開き、県内から400人が参加しました。

 主催者の梅野肇実行委員長(福岡県労連議長)は「集会を機に、県内にある自衛隊基地の米軍基地化を阻み、日米政府がたくらむ危険な計画をうち砕いていこう」と訴えました。

 沖縄の伊波洋一・前宜野湾市長(県知事候補)、稲嶺進・名護市長をはじめ、九州各地、山口県の各平和委員会などから、メッセージ、激励電が寄せられました。赤嶺政賢衆院議員、仁比聡平前参院議員からメッセージが寄せられました。

 来賓の城戸好光・行橋市議会議長、日本共産党の篠田清副委員長があいさつ。宮里たかし沖縄県労連副議長も連帯あいさつを行いました。

 集会後、築城基地ゲート前までデモ行進。「米軍再編計画やめろ」「米軍訓練反対」などと唱和しました。

 築城基地は米軍再編のなかで、沖縄・嘉手納基地の訓練移転先として組み込まれたほか、日米共同訓練や米軍宿舎の増改築などがすすめられ、住民から怒りと不安の声が出されています。(しんぶん赤旗 2010年10月25日)