日本共産男鹿児島県委員会と地方議員団の対県交渉が10月25日、県庁で行われました。まつざき真琴県議を団長に、米軍機の低空飛行問題、国保税値下げ、道路や河川の改修など112項目にわたった平和、くらしの切実な住民要求を県に届け、実現を迫りました。

 仁比聡平前参院議員が同席しました。

 まつざき氏らは、鹿児島市内の県営原良(はらら)団地の大幅な縮小の検討に対し、当初の計画通り現地建て替えの実現を、と迫りました。県側は、「住民に十分配慮して建て替える」と回答しました。

 7月の豪雨で大きな被害を出した霧島市の天降川、手籠川などの堆積土砂の撒出、河川の掘削など災害対策について県側は、「緊急性が高いので実施する」と答えました。

 徳之島、沖永良部、与論の鹿児島地方法務局出張所の存続、離島地域出産支援事業での航空運賃補助支援など、いくつかの成果を勝ち取りました。(しんぶん赤旗 10月27日)