鳥取県党会議

 日本共産党鳥取県委員会は1月9日、北栄町で24回党大会第4回県党会議を開きました。

 小村勝洋県委員長は、党大会に向けての活動を提起。航空自衛隊美保基地(米子空港)の〝米軍基地化″について「関係自治体には2007年10月17日に日米地位協定第2条4項bの適用ある施設・地域とすると通知されており、日米合同委員会(協議機関)の決定の方が閣議決定(10月31日)より優先されている」と、日米軍事同盟の屈辱性と危険性を指摘し、米軍基地撤去のたたかいを呼びかけました。

 西日本17県を参院比例候補の活動地域とする仁比そうへい参院議員が駆けつけ、決意を表明。鳥取県とかかわって①児童手当差し押さえ問題②肥料・燃油高騰対策―で県党と連携しての議員活動を語りました。

 県が鳥取市の男性の県税滞納を理由に、振り込まれた児童手当13万円を差し押さえ、県立高校に通う長女が学校徴収金7万7千円を払えず、通帳、印鑑、キャッシュカードを学校に預け、担任同伴でバイト料を下ろして充当するなど、県民生活破壊の違法な徴税と少女の心を傷つけた県の対応を国会でただしたことを報告しました。

 岩永なおゆき参院選挙区候補は、党躍進への決意を語りました。

広島県党会議

 日本共産党の仁比そうへい参院議員(比例代表候補)は1月9日、党広島県委員会が広島市南区で開いた県党会議であいさつし、今年の参院選で必勝をめざす決意を表明しました。

 会議には代議員ら約190人が出席し、大西オサム参院広島選挙区候補が、比例を軸に全力を尽くすと発言しました。

 仁比議員は「大企業とアメリカ言いなりの経済運営に対して、党派を超えて対話で響きあう状況が広がっている。ルールある経済社会の転換について、有権者の過半数の規模で語り合うために、全力を尽くそう」と呼びかけました。

 大西候補は、新年のあいさつ回りで300枚の名刺を使い切った活動を紹介し、「政党間の力関係を変えて、国民の苦難を解決する選挙にしたい」と述べました。(しんぶん赤旗 中国・四国のページ 2010年1月10日)