日本共産党の仁比そうへい参院議員・比例候補は1月8日、岡山市内で垣内雄一(岡山)、大西オサム(広島)、木佐木大助(山口)、岩永なおゆき(鳥取)、石飛いくひさ(島根)の中国地方の参院選挙区候補とともに街頭演説をしました。

 仁比氏は「18日から始まる国会を国民の要求を実現する場にしたい」とのべ、①基地と軍事同盟から脱却し憲法が生かされる政治、②くらしと働く権利が守られるルールある経済社会―に変えようと語りました。

 派遣労働者としてマツダで働き、寝たきりの母親に仕送りをしていた男性の例を紹介。いきなり派遣切りにあい理由を問いただすと、「トヨタもやっているから」と言われ、労働組合に入り、「これは自分だけの問題ではない」とたたかいつづけている姿に心を打たれたとして、「この人たちと思いを一つにして政治を変えたい」とのべました。

 仁比氏は、沖縄の基地闘争にふれ、「おとなは約束を守らなくていいのか」という子どもの声を紹介し、「基地のない沖縄、日本」への熱い思いを語りました。

 青年たちが「頑張ってください」と声をかけていました。(しんぶん赤旗 中国・四国のページ 2010年1月10日)