仁比そうへい参議院議員・比例候補は1月10日、沖縄県県覚会議に駆けつけ、名護市長選挙に勝利し、参院選での党の躍進を勝ち取る飛躍を訴え、議席の値打ちと、一歩も引かず二期目へ挑戦する決意を語りました。

 「県民の思いは、日米両政府の押しつけに対して、13年間抗(くい)一本、辺野古の海に打たせてこなかった。県民を苦しめる基地が存在し無法を重ねることは許されない」と訴え、「沖縄をかえせ、安保条約を廃棄せよ」とシュプレヒコールをあげた小学生のときの思い出を語り、「人民党以来、県民とともに沖縄県党が命がけでたたかいの先頭に立ってきたことを本土で訴え続けます」と語りました。

 クレジット・サラ金被害の根絶のたたかいで沖縄を訪れた経験や、沖縄の若者が派遣切りに遭い苦しんでいる姿など、これまでの自民党政治のもとでの沖縄県民の実態に心をよせ、泡瀬干潟やジュゴンのいる大浦湾の環境を守るうえで、赤嶺政賢衆院議員とともにがんばる、かけがえのない、「連帯の証し」の議席を失うわけにはいかないと訴えました。

 仁比さんは、また、鳩山政権が混迷と動揺を繰り返すなか、「軍事同盟中心、財界中心」の政治を抜け出すには日本共産党が躍進して政治を前に動かすしかないと訴えました。(しんぶん赤旗九州・沖縄のページ 2010年1月13日)