日本共産党大分県委員会は6月15日、高橋ちづ子衆院議員を大分市に迎えて演説会を開きました。
高橋氏は、安倍晋三首相が「1人あたり国民総所得を10年間で150万円増やす」とのべたことにふれ、「企業の海外でのもうけを含めた数字であり、国民の収入が増え懐が温まるわけではない」と、ごまかしを指摘。
年金引き下げ・生活保護法改悪・解雇の自由化など、「国民に痛みを押しつけながら大企業をもうけさせようというのがアベノミクスの正体」と強調し、「消費税増税・社会保障改悪ストップ、働く人の賃金を引き上げ安心して暮らせる年金をの願いはこぞって日本共産党へ」と訴えました。
仁比そうへい参院比例候補は、安倍政権と改憲勢力に退場の審判をくだすときとのべ、「日本共産党の比例5議席への大躍進が政治を変える大きな力に」と呼びかけました。
山下かい参院大分選挙区候補が「憲法が生きる政治をつくる」と決意をのべました。
参加した阿部哲三さん(46)は「生活保護法改悪が許せない。福祉にかかわる仕事をしていますが、障害者の願いを真正面から受け止め働いてくれる共産党議員がもっと必要です」とのべました。(しんぶん赤旗 2013年6月16日)