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 広島県福山市で6月16日、日本共産党演説会が開かれ、大門実紀史参院議員、仁比そうへい参院比例候補、皆川けいし参院広島選挙区候補が訴えました。大西オサム参院比例候補が必勝への決意を表明するメッセージを寄せました。

 大門氏は「今の政治の流れは自公政権が危険な方向に一気に進もうとしているが、それと正面から対決しているのは日本共産党しかいなくなった」と指摘し、「原発輸出も成長戦略だ」とする「アベノミクス」を批判。「改憲勢力が多数派を握ることを許さない正念場の選挙で、共産党が伸びなければだめだ」と呼びかけました。

 仁比氏は、橋下徹日本維新の会共同代表の「慰安婦」発言などの暴言が出る背景に、安倍首相が侵略戦争遷すすめたことを認めようとしないことがあり、歴史に逆行するような政治家に日本の政治は任せられないと力説。「みなさんの先頭に立って再び国会の議席を取り戻す」と決意をのべました。

 皆川氏は「県内どこへ行っても噴き出ている生活苦に対する怒りを受け、全力で頑張る」と訴えました。

 日本共産党の演説会に初めて参加した西田巌さん(67)=三原市=は「原発の利権にまとわりつく国会議員に対して、日本共産党が正面から対決している事実を、特に若い人たちに知ってほしい」と語りました。(しんぶん赤旗 2013年6月17日)