日本共産党の仁比そうへい前参院議員と田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は9月29日、川内(せんだい)原発のある鹿児島県薩摩川内市で、「『即時原発ゼロ』の実現を」の党提言を紹介、市民と懇談しました。大倉野由美子衆院3区補選候補、井上かつひろ市議、山口はるき薩摩西部地区委員長、まつざき真琴県議が同席しました。



 仁比氏は、ドイツでは再生可能エネルギー関係の雇用が38万人となっているとし「原発依存からの転換こそ地域経済の発展につながる」と話しました。



 川内原発建設反対連絡協議会の鳥原良子会長は「原発頼みではなく自分たちがアイデアを生み出すまちづくりをしたい。引き続き再稼働反対と3号機増設反対の声をあげていく」と話しました。



 東京から母子避難している原田順子さん(39)は「原発事故に対し行政に働きかけてもなかなか動いてくれなかったが、どこでも地元密着で頑張ってくれるのは共産党の議員さん」と話しました。



 仁比民は28日投票の市議選について「原発反対を訴える井上市議の議席を失うことはできない」と訴えました。(しんぶん赤旗 2012年10月3日)