大分県日本共産党労働者後援会は6月24日、仁比聡平参院比例候補を迎えて「労働者の集い」を大分市内で開きました。仁比氏は、民意に背いて消費税増税・社会保障改悪・原発再稼働を強行する民主党政権を批判。「民自公3党密室談合政治を許すのか、国民の声で動く政治をつくるのかの正念場。日本共産党を大きくして総選挙に勝利しよう」と訴えました。山本茂衆院大分1区、大塚光義3区両候補が決意をのべました。

 意見交換では労働組合に結集してたたかう非正規労働者、公務・医療・教育・交通などの労働者が発言。規制緩和による過当競争で長時間の過酷勤務を強いられるバス運転手の実態、管理・選別の強化で死亡例や精神疾患が激化している教育現場の実態などが報告されました。ある教員は「組合の大会議案書からTPPと消費税の文字が消えた。それに抗議すると会場から拍手が起こった」と職場での変化をのべました。

 仁比氏は「現場での要求実現のたたかいとともに、国民要求を真正面から国につきつける日本共産党を大きく前進させることが不可欠」と強調しました。(しんぶん赤旗 2012年6月25日)