福岡県福津市議選が告示された12月18日、日本共産党の仁比聡平参院議員は戸田進一候補=現=と岩下ゆたか候補=新=の第一声で「断固として悪政に立ちはだかる党議席を必ず勝ち取ろう」と訴えました。同日、田村貴昭衆院議員も両候補の応援演説に駆け付けました。

 仁比氏は、岸田政権の安保3文書の閣議決定について「閣議決定一つで日本の平和国家の歩みを断つことなど許されない」と訴えました。市議選で日本共産党が2議席を獲得して躍進することが岸田政権への審判となり、市民と野党の共闘を再構築させ、春の統一地方選挙で党が躍進する大きな力になると強調。「追い詰めてきた岸田政権。打ち倒すため頑張ろう」と呼びかけました。

 戸田候補は、過大規模校の解消と福祉会館「夕陽館」の存続の問題で、当事者の合意がないまま計画が進められていると指摘。「住民の声を市政、議会に届けて実現したい」と述べました。

 岩下候補は「私を育ててくれた街に恩返ししたい、市民の役に立ちたいとの思いで29年間務めた会社を退職し立候補を決意した」と訴え。上下水道料金や国保税、介護料金引き下げ、子育て世代の負担を軽くする18歳までの子ども医療費無料化と学校給食無償化への意欲を示しました。(しんぶん赤旗 2022年12月20日)