日本共産党の仁比そうへい参院議員(比例候補)は2月12日、福岡市博多区で福岡県保険医協会、歯科保険医協会の役員らと懇談しました。
松井岩美・県保険医協会会長が「私たちは、医療政策について全政党と話し合う立場だが、政党として話ができているのは共産党だけだ」とあいさつしました。仁比氏は、新政権が行おうとしている診療報酬の改定について、「『先進国並みの医療費の確保』を掲げた自らの公約に違反し、医療従事者の思いを踏みにじるものだ」と指摘。「医療崩壊を加速させかねない」と批判しました。
出席した医師や歯科医師が「負担が重過ぎて医療を受けられない人が多い。窓口負担の軽減が必要だ」「廃棄に追い込まれる医師が増え、ホームレスになる事例もある」など深刻な実態を次々と告発しました。
懇談には、日本共産党から、しのだ清参院福岡選挙区候補、真島省三福岡県議、比江嶋俊和福岡市議、田村貴昭国会議員団九州・沖縄ブロック事務所長らが同席しました。(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年2月16日)