総選挙の日程がほぼ決まったもとで、日本共産党の仁比聡平参院議員は7月15日、民主団体、労働組合を訪問・懇談し、「みなさんの切実な要求を掲げ、それが実現できる選挙にしていきたい」と呼びかけました。
訪問先は、福岡県商工団体連合会、福岡県民主医療機関連合会、福岡県自治体労働組合総連合、福岡県労働組合総連合、福岡県建設労働組合の5団体。
訪問先で、総選挙があと「40日間」のたたかいだと指摘した仁比氏は、先の東京都議選挙(12日投開票)の結果などにふれ、「国民には自民党政治を終わらせ、それに代わる新しい政治をつくる力があります」とのべ、「激動の時代のいま、要求が実現できる政治にしていくために、国民的な議論を交わしていく選挙にしていきましょう」と訴えました。
そして「日本共産党は、衆院比例九州・沖縄ブロックから2議席の獲得にこだわり、執念をもって知恵と力をだして奮闘していく」と語りました。
各団体の中からは、「自治体労働者全体の3割を占める非正規労働はいま大きな問題。非正規労働者30万人のうち10万人を組織していきたい」
「物流2法の規制緩和と『構造改革』によって、中小トラック運送業の経営は過当競争で苦しいのが実情。この間題を解決できるのは共産党しかない」などとのべ、総選挙にむけ要求型選挙としてたたかう抱負や、日本共産党への期待を寄せました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年7月17日)