日本共産党の仁比聡平参院議員は7月12日、熊本県八代市の鏡町文化センターで開かれた演説会で、総選挙での日本共産党の躍進を訴えました。

 仁比議員は、国民の願いを踏みにじってきた自公政治を批判するとともに民主党も鳩山代表の偽装献金などがあることを指摘。水俣病問題では自民、公明、民主が加害者を救済する法を強行したことをきびしく批判。「大事なのは、悪政をどの政党で終わらせるかです。水俣病では鳩山代表は、すがりつく患者の腕を払いのけ本部に入り、顔も見せないで裏口から逃げだしました。政治家なら、企業のもうけのために患者を切り捨てることは許されないはず。日本共産党の躍進で自公と民主のやり方にきっぱりとノーの声をあげましょう」と訴えました。

 また、同町でパナソニックの工場閉鎖問題では、国会での追及をもとに「遠距離転勤か退職を迫ることは違法なもの」と指摘。雇用破壊が内需を減らしているとして「雇用の存続を求めるとともに、人間らしく働くルールをあげていこう。そのためにも、比例代表は日本共産党です」と訴えました。

 演説会では、8月に選挙をひかえる笹本さえ子八代市議、10月に選挙をひかえる吉川よしお氷川町議が決意を表明しました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年7月14日)