日本共産党の仁比聡平参院議員は8月2日、広島県の東広島市と福山市で行われた街頭宣伝やつどいに参加し、「総選挙で日本共産党の前進を」と訴えました。

 福山市のJA福山市御幸支店で開かれた集会で仁比氏は、自民党が「安心社会実現選挙」を訴えていることについて「自公政治こそ国民の安心を破壊してきた」と批判。「派遣切り」や後期高齢者医療制度に対して国民の願いを受け止め、世論と共同して現実の政治を動かしてきた日本共産党の値打ちを語り、「国民の暮らしを守り、アメリカいいなりから脱却し、『国民が主人公』の日本にするため皆さんのお力を」と訴えました。

 たんぽぽ保育園で開かれた「仁比さんを囲む集い」には同園の保育士、保護者、地域住民が参加。

 仁比氏は、自身の子育ての経験にもふれ、「小泉構造改革によって公の性質をもち、公の責任で行われるべき保育や福祉がもうけの手段にされた」と告発し、「お金のあるなしに関係なく必要な福祉を受けるようにするのが政治の責任だ」と強調。就学前の子どもの医療費無料化など党の政策を語り、「国民を大事にする政治の実現へ、比例中国ブロックで日本共産党の議席を取り戻させてください」と訴えました。(しんぶん赤旗2009年8月3日)