沖縄県知事選と同日投票(11月28日)の宜野湾市長選でイハ洋一前市長(県知事候補)から革新市政の継承・発展をめざす前副市長の安里タケシ候補は11月24日、市内で個人演説会を開きました。日本共産党の仁比聡平前参院議員が応接に駆けつけました。

 安里候補は、30人学級の段階的推進やワクチン接種の無料化など「福祉と教育に優れた健康都市・宜野湾をつくりたい」と力説。「子や孫のために新たな基地はつくらせない。28日を沖縄が平和な島として自立する出発点に」と、県知事選とダブルの勝利を訴えました。

 仁比氏は、県知事選でも市長選でも民主党政権、自民、公明が相手候補を支援しているとし、「基地の『県内移設』押し付け連合に負けるわけにはいかない」と力試しました。

 関西経済界のシンクタンクが〝宜野湾市政が県内で行政手腕は1位″と評価していることを紹介し、相手市長候補の「宜野湾が暗くなった」という事実無根の攻撃に反論。「安里市政、イハ県政をつくるために共産党も力を合わせて全力を尽くします」と表明しました。

 社民党の渡嘉敷喜代子県連副委員長、沖縄社会大衆党の新里正武宜野湾市部長があいさつしました。(しんぶん赤旗 2010年11月25日)