熊本革新懇は4月14日、日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補(弁護士)を講師に迎え、「身を切る改革」と「政党助成金」について考える集いを熊本市で開きました。

 「身を切る改革」について、にひ氏は文書通信交通滞在費の問題で「抜本的改革を主張してきた唯一の政党が日本共産党だ」と強調し、「特権」の見直しや削減、廃止を参院議院運営委員会で求めてきたと紹介。政党助成金については、支持しない政党にも強制的に献金を強いるもので憲法違反は明らかだと廃止を求めました。

 今夏の参院選にもふれ、政治と金、ジェンダー不平等、自己責任論を一つひとつただしたいと訴え、比例5議席の獲得と党躍進に支援を呼びかけました。

 熊本革新懇代表世話人の山本友晴税理士が、にひ氏の講演を「深く理解して広げよう」とあいさつ。同代表世話人の加藤修弁護士は、ウクライナ情勢やそれに乗じた憲法9条攻撃の中で「国会に、にひ氏が必要。必ず送り出そう」と述べました。

 参加した男性は、これまで政冶に無関心だった人が国会でもウクライナ間題でも、「『いかんな』とわかり、(今の政冶を)変えなければならないと考え始めている」と話しました。(しんぶん赤旗 2022年4月16日)