日本共産党ジェンダー平等委員会(責任者=倉林明子副委員長・参院議員)は12月26日、東京・JR新宿駅東南口で、安保3文書の閣議決定に抗議し、平和とジェンダー平等を求める街頭宣伝を行いました。
同委員会副責任者の山添拓参院議員は、ロシアのウクライナ侵攻下でも女性に対する暴力と人権侵害が横行していると述べ、「戦争は多くの女性や子どもを犠牲にします。攻撃型兵器を保有し戦争への道を突き進む、こんな道に未来はありません。『勝手に決めるな』の声をあげるときです」と力を込めました。
同委員の仁比聡平参院議員は、同性婚訴訟での東京地裁判決や女性差別撤廃条約の選択議定書の批准を求める意見書の広がりを紹介し、「『人権鎖国』ともいうべき日本の遅れのもと、草の根ではわくわくする運動が広がっています。力をあわせ、ジェンダー平等の社会をつくりましょう」と訴えました。
倉林氏は、「戦争への道は最悪のジェンダー平等への逆行であり、暴力です」と強調。「外交、話し合いで平和をつくる道こそ進むべきです。日本共産党は党をつくって100年、戦争反対を貫いてきました。ご一緒に声をあげましょう」と呼びかけました。
道行く人たちに「しんぶん赤旗」見本紙が次々受け取られ、「共産党、がんばって」との声援も。1万円を超えるカンパが寄せられました。(しんぶん赤旗 2022年12月27日)