日本共産党の仁比聡平参院議員は10月22日、福岡県福津市議選(12月18日告示、25日投票)をたたかう戸田進一(69)=現=、岩下ゆたか(48)=新=両予定候補の事務所開きに駆けつけ、「市議選で勝ち抜くことが全県、全国への大きな激励となる。統一地方選の勝利を切り開こう」と呼びかけました。

 仁比氏は、統一協会をめぐる国会論戦と裁判など被害者・弁護団のたたかいを報告しました。「被害を放置し、深く癒着して広告塔になってきた自民党と政府の責任はとても重い」と強調し、参院法務委員会で徹底追及する決意を語りました。

 物価高騰の原因に政府・日銀の「異次元の金融緩和」があると述べました。トヨタ自動車などの輸出大企業と富裕層が大もうけをする一方、市民生活や中小業者の営業は苦しくなり格差が広がっていると指摘。「円安メリット」をうたう岸田首相を批判しました。

 戸田予定候補は、福祉会館民営化など行財政改革を止め、市民の声を行政と議会に届けると表明。岩下予定候補は、買い物困難者や地域交通の不足など地域の課題に直面し、党員の両親の活動を知るなかで立候補を決意した思いを語りました。(しんぶん赤旗 2022年10月25日)