九州・沖縄の日本共産党は8月21日、総選挙勝利をめざすいっせい宣伝に取り組みました。

 福岡県委員会は早朝から県内各地の駅頭などで、衆院候補を先頭にいっせい宣伝しました。田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は北九州市の小倉駅前、仁比聡平参院比例候補は福岡市の博多駅前で訴えました。

 田村氏は領土問題について、「歴史的にも国際法上も日本の領有は正当です。尖閣は政府が中国と30年以上も正面交渉してこなかったのが問題。竹島は、日韓併合・植民地支配の歴史的経過を交渉の土台に乗せないと解決になりません」と主張。

 増税法成立後も反対が賛成を上回っている消費税増税について、消費税に代わる別の道を示す日本共産党への支持を訴えました。

 仁比氏は、九州北部豪雨に襲われた柳川、八女、朝倉などで生活再建のめどが立たない県民がたくさんいるなか、豪雨災害や東日本大震災の被災者の復興意欲を打ちのめすのが消費税大増税だと指摘。「野田政権は解散・総選挙で国民の信を問え、消費税増税許さないの声を大きく上げましょう」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2012年8月22日)