ハリソン東芝 解雇女性訴え

 日本共産党の仁比そうへい参院比例候補は7月5日、田中かつひこ愛媛選挙区候補とともに愛媛県今治市での演説会で「アメリカにも大企業にも、事実と道理でモノが言える日本共産党の躍進を」と訴えました。

 ハリソン東芝を解雇された女性が応援演説に立ち、「仁比さんは、私たちの要求が正しいという確信を与えてくれ、たたかいを励ましてくれました。今回の選挙で何としても国会へ戻ってください」と訴えました。

 仁比候補は、同市のハリソン東芝が「派遣切り」で派遣労働者を路頭に放り出したことに触れ、「名だたる大企業は『V字回復』を誇っているが、それは労働者をモノのように使い捨て、下請けいじめをして内部留保を積み上げてきたからだ」と告発。「大企業に社会的な責任を果たさせ、国民の生活中心の経済政策へ転換させよう」と呼びかけました。

 「消費税増税の狙いは、大企業減税の穴埋め。食うや食わずの生活をしている国民から取り上げ、大企業・大資産家に回すなど不公平だ」と述べ、「日本共産党への1票で増税をストップさせよう」と訴えました。

 田中選挙区候補は、「みなさんの思いをまっすぐに国会へ届けるため、国会へ押し上げてください」と力を込めました。

(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年7月6日)