日本共産党の仁比聡平前参院議員は1月19日、同日告示(26日投票)の山口県岩国市長選で米軍岩国基地に依存しない自立したまちづくりをめざす市民と野党の共同候補、米重まさひこ氏=無所属新、日本共産党、社民党、新社会党推薦、立憲民主党県連支持=の応援に駆け付けました。
 
 仁比氏は出発式であいさつし、一騎打ちの相手・無所属現職の福田良彦氏=自民党、公明党推薦=は住民投票 (2006年)で示された艦載機受け入れ反対(9割近く)の民意に背いて移駐を容認したと批判。「戦争につながる基地が日本の主権や市民の暮らしを押しつぶすのは許せないと声を上げるのが米重さんだ」と強調しました。
 
 米重氏と街頭演説も行い、「安倍政権言いなりの市政はハコモノに税金を使い、暮らしは置き去り。暮らしを支える市政をつくる米重さんへ大きな支持を」(仁比氏)、「国と米軍言いなりの市政を、市民と野党の共闘の力で転換しよう」(米重氏)などと訴えました。
 
 出発式に参加した男性(72)は「艦載機の移駐後、爆音が絶えない。静かな空を取り戻したい」、女性(75)は「安倍政治にものを言つてほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 1月21日)