日本共産党の仁比聡平前参院議員は1月9日、北九州市のJR小倉駅前で新日本婦人の会小倉北、小倉南両支部の会員や地域の党員ら20人とともに中東での戦争を回避し自衛隊派遣を止めるため地域から声をあげようと、共同の街頭宣伝をしました。

 仁比氏は、外交的解決でこそ道筋が開けると指摘。安倍政権に対し、アメリカの無法行為を批判できず、安保法制のもと米軍と一体に行動できる自衛隊を中東に派遣しようとしていると批判しました。世界中から巻き起こる自制を求める声やアメリカ・イランの戦争回避の動きにふれ、「平和憲法を持つ日本の政府が責任を果たせと声をあげていこう」と力をこめました。

 宣伝に足を止めた女性(77)は「安倍首相は世界ではしっかりした意見を言えず、このまま自衛隊を派遣すれば泥沼の戦争に引きずり込まれるのでは。国会でも危ないことを数の力で押し通そうとする。野党を増やさないとダメ」と語りました。(しんぶん赤旗 2020年1月11日)