日本共産党の仁比聡平前参院議員は8月21日、福岡県宮若市で、藤嶋嘉子党市議が呼びかけた集いに参加し、若宮農民組合の組合員らと農政について語り合いました。

 仁比氏は、コロナ禍のなか、持続化給付金や高収益作物の次期作支援交付金などの支援があることを農業者に知らせようと訴えました。「安倍政権の終わりがはっきりしてきた。組合運動を発展させるとともに日本共産党も強く大きくしたい」とのべ、衆院選勝利の決意を語りました。

 農業者からは「持続化給付金を『もらっていいのだろうか』と思っていたが、組合の仲間の助けで申請し、助かっている」との声が上がりました。後継者不足や、米価の下落、シカ・イノシシの被害などの問題をざっくばらんに語り合うなか、収穫期の違いから現在は次期作支援の対象になっていない作物への対象拡大や、外国人技能実習生の出入国制限の緩和の要望が出ました。

 仁比氏は、河野祥子衆院福岡8区予定候補とともに、「コロナ後の社会は食と農、農山村での暮らしが再評価され大きく変わる。団結することが次の社会をつくる大きな力になる」と述べました。(しんぶん赤旗 2020年8月25日)