次の総選挙と来年1月の北九州市議選の勝利をめざし、日本共産党福岡県委員会は8月23日、同市で党活動者会議を開きました。田村貴昭衆院議員、まじま省三衆院九州・沖縄ブロック比例(福岡9区重複)予定候補、市議選10予定候補が一堂に会し、決意を固め合いました。仁比聡平前参院議員も参加しました。

 内田裕県委員長は、市議選と総選挙の連続選挙の全国的な意味を強調し、コロナ禍の下での厳しさと可能性の両面をとらえ必要な手だてを全て打ち尽くすよう訴えました。安倍政権への怒りが広がるとともに、国民の苦難軽減に奔走する党への期待と注目が高まっていると述べました。

 内田氏は、12月の党中央幹部を招いての街頭演説を結節点とし、党の風を起こすよう呼びかけ。大量宣伝、支持拡大と担い手づくり、SNS活用に取り組み、党勢拡大で9月末までの大会現勢回復を提起して「勝利の展望をつかもう」と強く訴えました。

 今期で勇退する石田康高市議団長が、安倍政権直結の市政で党市議団の果たしている役割を強調。3500億円の下関北九州道路建設をやめさせ、医療、福祉、教育などへの転換を訴えました。

 荒川徹幹事長を筆頭に10予定候補全員が決意表明。荒川氏は、歴代最高の議席占有率をめざし、「全力をあげる」と決意を述べました。

 田村氏は、市民と野党の共闘を大きく広げて「政権交代を勝ち取る」と訴えました。(しんぶん赤旗 2020年8月26日)