福岡県業者後援会は4月9日に北九州市で、10日には福岡市でそれぞれ参院選勝利めざす学習決起集会を開きました。

 北九州市では北九州ブロックと筑豊ブロックの役員ら約30人が参加。緑豊重・同後援会副会長は、中小零細業者の営業と生活を守るため、業者後援会の大奮闘を呼びかけました。

 仁比そうへい参院議員(比例候補)は、国民の願いに背をむけた政治をすすめる民主党の支持率の急落にふれたあと、小泉「構造改革」と〝戦争する国づくり″のこれまでの政治に何ら反省もない自民党ついて、「国会の中で〝破壊的政党″になっている」と批判。「これまで中小零細企業と労働者を犠牲にして積み上げてきた大企業の内部留保はこの10年間で約200兆円から400兆円に。この内部留保の一部を、雇用や中小企業、社会に還元させよう」と訴えました。

 参加者から、「仕事と売り上げが激減したなか、緊急のセーフティーネットヘの借入金の返済猶予期間が迫っているが、払えるかどうか分からない。中小零細業者救済への景気対策を急いでほしい」と、意見や要望が相次ぎ出されました。

 しのだ清参院福岡選挙区候禰は「力をあわせて仕事の確保などに頑張っていく」と語りました。

 集会では、比例代表選挙で福岡県28万の得票目標に見合う対話・支持拡大、小集会の開催などに取り組むことも決めました。(しんぶん赤旗 2010年4月10日)