江津演説会=2010.04.04

 5月23日告示、30日投票の島根県江津市議選(定数16、8減)を前にした4月4日、日本共産党西部地区委員会は仁比そうへい参院議員を迎え同市で党演説会を開きました。

 党は森川よしひで市議、多田伸治党市労働対策委員を擁立し、2議席確保をめざします。川上テル子、長原富夫の両市議は勇退します。

 仁比議員は政府の労働者派遣法改定案を批判し、党の「経済危機から国民のくらしを守るために政治は何をなすべきか」の五つの提言を紹介。「政治の大本の考え方を根本的に変え、住民こそ主人公の市政を積み重ねていくなら江津を暮らしやすく故郷として愛せる市政運営をすることは可能」と強調。大企業のもうけを国民に返せの声を共産党にと支援を呼びかけました。

 石飛いくひさ参院選挙区候補は米軍機低空飛行問題にふれ、「アメリカ言いなりの政治を大本から切り替え、暮らし最優先の政治へ」と抱負を語りました。

 森川候補は「命と暮らし、権利を守り憲法が輝く江津を」、多田候補は「若者・市民が安心して働き住める市に」と決意を語りました。

 参加者の男性(43)は「生活者の立場からの話で涙が出る時もありました。ともに頑張りたい」と話しました。(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年4月7日)