マイクで訴える仁比議員=2010.06.07、福岡市

 両参院比例候補と、しのだ清参院福岡選挙区候補は6月7日早朝、福岡市の繁華街・天神周辺の交差点に立ち、「政治を大きく前にすすめるために力をあわせよう」と訴えました。

 党福岡県委員会と福岡市の三つの党地区委員会などが合同で行った天神集中宣伝行動に参加した160人は党の政策ポスターを掲げ、出勤を急く労働者らに党の政策を載せた「福岡民報」6月号外を手渡していきました。

 仁比氏は、大丸ビル前など4カ所の交差点で訴え。「派遣切り」や生活保護行政のゆがみの中で餓死者までだしたことをはじめ、広がる「貧困と格差」問題などを国会で追及してきたことを紹介。「今後も暮らしの現場から国民の要求実現にむけて全力をつくしたい」と約束しました。

 さらに、鳩山政権の8カ月半と退陣劇にふれ、「アメリカにも大企業にも事実と道理にもとづいて堂々とモノを言うことができる日本共産党が参院選で大きく伸びてこそ、政治を前に動かすことができる」と力説しました。

 小林氏は、大企業、財界から政治献金をもらわず、政党助成金も受け取らない清潔な日本共産党が大きくのびてこそ、政治を大本から切り替えることができる、と訴えました。

 しのだ氏は、軍事費と大企業・大金持ちへのゆきすぎた減税などを見直せば消費税増税なしに財源を確保できると強調しました。(しんぶん赤旗2010年6月8日 西日本のページ)