福岡県農業協同組合中央会(JA福岡中央会)は8日、各党国会議員を招いた農業政策要請集会を東京都内で開きました。

 花元克巳会長は「食と農村の危機は国民的課題。後継者育成やコメの消費拡大に努力してきた。ぜひ理解いただき尽力を」とあいさつしました。

 日本共産党の仁比そうへい参院議員・比例候補は、価格保障を中心に生産者の収入を保障するとともに、輸入自由化ストップが欠かせない、と強調。口蹄(こうてい)疫問題では「国の責任で埋却地の選定と再生産可能な補償の実現にがんばりたい」と決意を語りました。

 ほかに民主、自民、公明、国民新の各党代表が出席しました。

 JA側から各出席議員に「今回は『全方位』の初の試み」「これからの国会要請の窓口に」と提案があり、仁比議員は快諾しました。

(しんぶん赤旗 2010年6月11日)