参院選で議席復活を果たした日本共産党の仁比聡平氏は7月15日、福岡県久留米市と大牟田市で団体訪問をし、公約実現への決意を語りました。訪れたのは、久留米民商、親仁会本部、福建労大牟田支部、建交労大牟田支部、地域の保育園、久留米第一、不知火合同両法律事務所などです。

 福建労北筑後支部では、消費税の問題が話題に。対応した書記局員らは、「インボイスはあるべきもの」「消費税は預り金」と発言する政治家がいると憤り、「国民をだますかのような政治が行われている。制度の矛盾を伝えてほしい」と要望。仁比氏は参院選での手ごたえも伝え「『建設業がつぶされる』の声を正面から国会で取り上げたい」と応じました。

 安倍晋三元首相の国葬について「国民の税金を使って国葬すべきかや、反対などと言えない雰囲気がある」「英雄扱いに異常な違和感がある。森友、加計疑惑の責任はうやむやにできない」と各所で疑問が噴出。仁比氏は、国葬に法的根拠がなく憲法改悪などの政治利用の恐れさえあると指摘。「本当に日本社会はこのままでいいのか議論する時だ」と語りました。(しんぶん赤旗 2022年7月20日)