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 日本共産党の山下芳生書記局長代行(参院議員)と仁比そうへい参院比例候補は3月31日、山口県宇部市内で、マツダ派遣切り裁判をたたかう原告団の西義広団長、佐藤次徳事務局長ら4人と懇談しました。

 山下氏は「マツダ訴訟団の勝利判決に、国会質問など日本共産党の国会議員団も関われたことを誇りに思っています。全国でたたかっている争議団や派遣労働者を大きく励ましています」と、3月13日の山口地裁判決が正社員としての地位確認をしたことをともに喜びあいました。

 西団長は「訴訟団が一致団結して勝ち取った」と強調。佐藤事務局長は「2008年12月仁比候補(当時参院議員)の国会質問を録画で見て驚いた。マツダでの労働形態が違法であることがわかり、裁判にのぞむ気持ちが変わった。裁判闘争の大きな力になった」とのべました。

 仁比氏は「判決にマツダが従わないことは絶対に許すことはできない」と3月26日にマツダが控訴したことを批判。原告は「恥の上塗り」「ブラック企業だ」の声がマツダの労働者からもあがっていることを紹介し、「世論と運動の力でマツダを追いつめていく」との決意を次々と語りました。

 山下氏は「製造業で派遣切りが横行しているのは、法制度まで変えた政治の責任。高裁でもともにたたかって勝利していこう」と激励しました。(しんぶん赤旗 2013年4月1日)