16日に告示される長崎県佐々町議選(定数10、3減)を前に6月6日、同町で日本共産党の仁比聡平参院議員を迎えての演説会が開かれました。

 仁比議員は、合併によって住民の声が議会に届かなくなっているとその弊害を告発。住民の声が届く佐々町をつくるために日本共産党の議席を守り抜いてほしいと呼びかけました。また、自公政治について、雇用や住まい、医療・福祉を壊してきた「構造改革路線」から抜け出そうとせず、民主党は駆け引きにばかり終始してきたと批判。国民は自公政治に代わる新しい政治を求めていると述べ、命や雇用を守ってたたかってきた日本共産党が今ほど求められているときはないと強調しました。

 6期目をめざす仲村よしひろ町議は、先の合併協議会の設置に反対の意思を示した住民投票の結果に触れ、「政府自身が合併に区切りをつけようとしている。この審判に自信をもって佐々町の町づくりを進めていこう」と呼びかけ、町議選勝利に支援を訴えました。

 日本共産党の演説会は初めてという人も多く見られ、これまでにない参加者数となりました。参加者の一人は「がんばりましょう」と声をかけました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年6月10日)