日本共産党の仁比聡平前参院議員、佐々木泉愛媛県議は3月21日、松山市で東日本大震災の被災者救援募金を訴えました。

 佐々木氏は、救援・復興を呼びかけ、伊方原発の安全対策を見直すよう訴えました。

 仁比氏は「避難所ではトイレも大変で、飲み物を控えて脱水症状になる方、栄養失調や感染症も広がっています。足りない薬品や日用品、ガソリン、灯油を必ず届けきるために心を一つにしてがんばっていこう」と呼びかけました。

 また「福島第1原発では炉心溶融、建屋爆発、住民の被ばくという重大事故から抜け出せていない。政府は実情を掌適し、事実を国民に全面的に明らかにし、研究者・技術者の英知を結集して危機の打開をはからなければならない。伊方原発も、耐震性に極めて大きな不安がある。プルサーマル発電を中止させるためにみなさんと声を上げていきたい。自然エネルギーの利用など低エネルギー社会への転換をはかろう」と訴えました。(しんぶん赤旗 2011年3月23日)