2019年参院選での躍進をめざす日本共産党福岡県委員会は12月26日、福岡市の博多駅前で朝宣伝をしました。25日に立候補を発表したばかりの、かわの祥子福岡選挙区予定候補が参院候補として初めて街頭に立ち、仁比聡平参院議員とともに演説しました。
かわの予定候補は、同県直方市議としての活動のなかで「市議の立場では制度上そうなっているからと助けられないもどかしさを感じてきた」として訪問介護の削減や九州北部豪雨で不通となっている日田彦山線復旧の問題を強調。「安倍政権のあり方、国のあり方を変えなければ根本的な解決にならない」と立候補の決意を語りました。
仁比氏は、新年度予算で医療・福祉切り捨て、大企業優遇をあらわにする安倍政権を批判。日本共産党が躍進した2013年参院選からの党国会議員団の活躍と市民と野党の共闘の前進を振り返り、「19年参院選は統一地方選と連続した日本の進路をめぐる一大決戦。力を合わせて安倍政権退場の審判を下し希望ある日本の進路を切り開こう」と呼びかけました。
演説に足を止めていた男性(58)は、「総選挙では共産党の頑張りがあって保守二大政党づくりを止め、安倍政権に抵抗できる態勢ができた。河野さんには法学部卒の知見をいかして国会で憲法守れの論陣を張ってほしい。期待しています」と話しました。(しんぶん赤旗 2017年12月27日)