日本共産党党の仁比聡平参院議員と大平喜信前衆院議員は12月26日、広島市の繁華街と岡山市のJR岡山駅前で街頭演説し、市民と野党の共闘の勝利と党躍進、2019年の参議院選挙での勝利を訴えました。

 仁比氏は、安倍首相がトランプ大統領の下で大軍拡を進め、アメリカからの兵器をどんどん購入していると告発し「戦争法を具体化し米軍との共同訓練や、岩国の米軍基地の拡大強化することは、日本と広島の平和の思いを踏みにじり、安全・安心を脅かしている。戦争を起こさないという世界中の人たちの願いのためには対話による外交の力しかない。平和のため、市民と野党が力を合わせて改憲を止めよう」と呼びかけました。

 大平氏は7月に国連で採択された核兵器禁止条約で、日本の政党で唯一参加したのが日本共産党だと紹介。「被爆者の皆さんの命がけの核兵器廃絶の訴えが条約の採択への大きな力になりました。条約に背を向ける安倍政権は許せないの声を大きく広げていこう」と呼びかけました。

 11月に入党し街頭演説に初めて来たと話す女性(71)は「安倍さんは憲法に自衛隊を書くだけで何も変わらないと言うが信じられない。戦争は絶対反対です」と語りました。(しんぶん赤旗 2017年12月27日)