日本共産党の仁比聡平参院議員を迎えた演説会が21日、岩国市の玖珂子どもの館で開かれました。
 仁比氏は「今度の総選挙では、日本がどのような進路を進むのか、どの党が自公政治を終わらせるのかが間われている。日本共産党が大きく伸びてこそ実現できる。そのためには、比例中国プロックでの中林よし子さんの議席を必ず取り戻すことが重要だ」と訴えました。
 日本共産党へ注目が高まっていることや、派遣切り、雇用問題、後期高齢者医療制度の廃止などを語り、「このような庶民いじめの政治を変えることができるのは、大企業や団体から1円の献金も受け取っていない共産党しかない」と強調しました。
 中林よし子比例候補は、農業問題を語り、「輸入米が農家を苦レめている。ミニマムアクセス米をきっばり中止させるために、農業再生のために国会で働かせてください」と力説しました。
 60歳の男性は「自民党も民主党も根本は同じと思っていたが、民主党が比例定数を80減らそうとしていることを仁比さんの話でわかった。このことを周りの人たちに広げたい」と話しました。