自公政権が復活して初めての国政選挙となった第23回参議院選挙は7月21日投・開票されました。日本共産党は、比例代表で山下芳生書記局長代行=現=、小池晃副委員長=前=、仁比そうへい国民運動委員会副責任者・弁護士=前=をはじめ5議席を確保しました。選挙区では、東京で12年ぶりに吉良佳子、京都で15年ぶりに倉林明子、大阪で15年ぶりに辰巳孝太郎の新人3氏が大激戦を制し、日本共産党の議席を獲得しました。これによって日本共産党は非改選とあわせて11議席となり院内交渉会派となりました。
沖縄選挙区では、日本共産党が推薦した糸数慶子氏=現=が自民党を打ち破って3選を果たしました。
一方、自民、公明両党は非改選と合わせて過半数に達し、与党が参院の常任委員長を独占して各委員会の半数以上を占める「安定多数」となる見通しです。自民党は、選挙区では全区当選はできませんでした。
民主党は改選44議席を大きく減らし、結党以来最低の獲得議席となる見通し。維新、みんなは議席を増やしたものの総選挙並みの伸びはみられませんでした。
日本共産党は、比例代表で17人、選挙区で46人を公認してたたかいました。
選挙戦は、改選121議席(比例代表48、選挙区73)に433人が立候補。
投票率は午後7時半現在36・62%で、前回2010年を6・76ポイント下回りました。一方、期日前投票は1294万9978人で、前回2010年比で86万人、7・2%増加し、過去最高を更新しました。(しんぶん赤旗 2013年7月22日)