日本共産党の仁比そうへい参院比例候補と、かきうち京美参院岡山選挙区候補は5月28日、岡山県津山市で、おかやま酪農業協同組合や津山市医師会、JAつやまなどを訪ねて「TPP(環太平洋連携協定)参加反対共同を」と懇談しました。末永弘之、久永良一両市議や岡田実美作東備(みまさかとうび)地区委員長が同行しました。

 酪農業協同組合で応対した亀山恭司参事は、「TPP参加で、岡山県の試算でも酪農は93%が消えます。蒜山(ひるぜん)のジャージー牛を除き、中国地方の酪農は全滅する」と語りました。「TPP参加に、私たちは一貫して反対です。政党で終始一貫反対されているのは共産党だけです」とのべました。

 仁比氏は「TPP参加は亡国の道だと、はっきりしてきた。ここで踏ん張って反撃にでるとき」と訴えました。

 JAつやまでは、応対した最上忠代表理事組合長は、「(コメの)関税撤廃となれば耕作放棄地がさらに増大し、農村は崩壊する」と、TPP参加に反対する組合長の意見が雑誌『おかやま財界』に掲載されたことを紹介。6月15日には、全国農協青年組織協議会の呼びかけにこたえ、TPP反対の全国いっせい宣伝に岡山県のJAグループも参加することを紹介しました。(しんぶん赤旗 2013年5月31日)