岡山県知事選が告示された10月11日夜、日本共産党も加わる「住民こそ主人公・県民の会」の大西幸一知事候補は、「民主県政をつくる玉野市みんなの会」(萱栄一代表)主催の同市での演説会で訴えました。



 会場には、開会時間を前後して市民が詰めかけ、何度も椅子を追加。参加者は、満場の拍手で大西候補を向かえました。



 日本共産党の仁比聡平参院比例候補は「いま国民の力で追い詰められている自民、民主、公明が中心になり、県政をゆがめ、暮らしを切り捨ててきたのが日本共産党をのぞくオール与党の県政」と語り、森脇久紀県議は「この県政の流れを断ち切って住民が主人公にできるのは大西さん」と訴えました。



 大西候補は「国いいなり、財界中心の県政の継続を許さず、県民の暮らし福祉最優先の県政に」と訴え、政策を語りました。



 車いすで参加した女性(47)は「障害者の医療費の1割負担はやめてもらいたい。私たちには重すぎます。障害者が『楽しいね』『生きていてよかったね』と思える政治にしてほしい。その思いを大西さんに託したい」と話していました。(しんぶん赤旗 2012年10月13日)