日本共産党福岡県委員会は10月8日、山下芳生参院議員・党常任幹部会委員を北九州市八幡東区に迎えて「9区演説会」を開きました。弁士は、国政・市政の党の値打ち・政策を縦横に語り、総選挙、来年2月の市議選、参院選の必勝を期して頑張り抜く決意を固める〝総決起の場″ともなりました。



 田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補、まじま省三衆院福岡9区候補、仁比そうへい参院比例候補が訴えました。石田康高、のより謙介、荒川徹、藤元さとみ、田中光明の5市議・候補が決意を表明し、参加者から「頑張れ」との声援や拍手が送られました。





 山下氏は「今の政治の中で〝二つの大きな流れの対決″が浮かび上がっている」と指摘。「政治の行き詰まりを危険な方何で打開しようとする反動的逆流か、新しい政治を求める国民のたたかいの流れだ。オスプレイ配備反対、原発ゼロ、TPP(環太平洋連携協定)参加阻止などの国民的多数の願い実現をめざす中で共産党が重要な役割を果たしている」と強調しました。



 八幡東区の堂本征男さん(69)は「尖閣問題解決の道や消費税増税に頼らなくても財政再建できるという共産党の政策に展望が持てた」と話しました。(しんぶん赤旗 2012年10月9日