原水爆禁止九州・沖縄ブロック協議会は2月18、19の両日、大分県別府市で「2012年九州・沖縄ブロック原水協学校」を開きました。約90人が参加しました。
日本原水協の安井正和事務局長が3・1ビキニデーの取り組みなど今年前半の運動方針を報告。核兵器廃絶運動が世界政治を動かしているとして、「核兵器全面禁止のアピール」署名(新アピール署名)活動を自治体ぐるみ、地域ぐるみですすめ、4月末に核不拡散条約(NPT)再検討会議準備会合が開かれるウィーンでの「原爆展」と、これに連動した国内での「原爆展」成功を訴えました。
国際間題研究者の新原昭治氏は「『原子力の平和利用』の起点となった米戦略」について、日本共産党の仁比聡平参院比例候補は「憲法が輝く日本と世界」と題してそれぞれ講演しました。仁比氏は「原発なくせ、核兵器なくせの声を広げ政治を変えよう」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2012年2月23日)