普天間の「移設先」候補にあがっている鹿児島県徳之島の「憲法9条に賛同する女性の会」の幸千恵子(日本共産党徳之島町議)さんと友野弘子さんが十四日、国会を訪れ、日本共産党の仁比聡平参議院議員、赤嶺政賢衆院議員と懇談しました。  徳之島では、三月の四二〇〇人で

 普天間の「移設先」候補にあがっている鹿児島県徳之島の「憲法9条に賛同する女性の会」の幸千恵子(日本共産党徳之島町議)さんと友野弘子さんが4月14日に国会を訪れ、日本共産党の仁比聡平参議院議員、赤嶺政賢衆院議員と懇談しました。

 徳之島では、3月の4200人で成功した郡民大会後も「移設先」として大きく報道される中、日々住民の怒りと不安が広がり、住民から「とにかく何か行動したい、行動しなければ身がもたない」との声が上がり、自治体も参加する18日の郡民大会をきめたといいます。

 いま、郡民大会のお知らせポスターをどんどん張り出し、連日、4台の宣伝カーを回し、マイクで訴えています。宣伝では、遠くから手や国旗をふっての声援や、「よく言ってくれた。移設は絶対受け入れらない」「命をかけてでもこの島を守りたい」など、郡民大会成功へ、住民の期待が高まっている様子が紹介されました。

 島では、徳之島への米軍基地移設反対協議会が、米軍普天間基地の即時閉鎖・無条件撤去を米国政府に要求することを盛り込んだ鳩山首相あての「徳之島への米軍基地移設に反対する署名」にとりくんでいます。

 仁比議員は、「私も郡民大会に参加します。日本のどこにも基地をつくらせず、普天間の即時撤去を求めてがんばります」と激励しました。

 懇談には、松崎真琴鹿児島県議、前田政明沖縄県議らが同席しました。(2010年4月17日 国会議員団九州沖縄ブロック事務所より)