「憲法改悪を許さない全国署名」を成功させようと、日本共産党東・博多地区委員会は2月14日、にひそうへい参院比例予定候補を招き、福岡市で憲法学習会を開きました。

 にひ予定候補は、岸田政権が保有を検討する敵基地攻撃能力の実態などをあげ、改憲の危険性を強調。署名の呼びかけに、連合会館や市民ネット内、全労連会館などが連絡先となっている団体が名を連ねていると紹介し、「憲法署名を成功させることが、市民と野党の共闘を再び盛り上げていく力になる」と訴えました。

 オンラインや会場からの質問に答え、自民党の改憲4項目や憲法審査会の役割を解説。「やさしい言葉で日本国憲法」を朗読する活動を紹介した女性に、自身が国会や法廷で感じた憲法への共感や感動を述べ、「憲法の価値への親しみや確信を大事にし、自らの要求として憲法署名を進めよう。何としても憲法を実現する、壊すことは許さない、その決意で議席を勝ち取りたい」と語りました。

 参加した青年(21)は、「憲法を変え日本が戦争する国になるということは、若者にとって切実な将来のこと。戦争は嫌だとみんな思っているけど『戦争になんかなるわけない』と改憲への危機感は少ない。署名と訴えを同世代に広げたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2022年2月16日)