西日本豪雨災害から3年となる6日を前に、日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員、すみより聡美の両衆院中国ブロック比例予定候補と仁比聡平前参院議員は7月4日、岡山県倉敷市真備(まび)町と総社市の被災地を視察しました。
市街地がほぼ浸水した真備町で党と災害対策連絡会が運営する被災者支援センター「ガーベラハウス」主催の「メモリアルのつどい」に参加。約80人が集いました。真備水害訴訟の支援組織の発足を拍手で確認しました。
共同代表の須増伸子県議があいさつし、被災者生活再建支援金の基礎支援金の来年8月までの延長や川床の掘削など要望の多くが実現したと報告し、「真備の復興に向け、市民の声をしっかり届け、みなさんとともに頑張りたい」と述べました。
川辺地区の被災者の男性(82)は「9割の人が戻ってきたが精神面のストレスが蓄積され、この3カ月で5人も亡くなった。精神面のケアが必要だ」と訴え。真備水害訴訟原告の一人(83)が裁判への決意を述べました。
大平、仁比、すみよりの各氏が来賓あいさつし、大平氏は「命が何よりも大切にされる政治へ転換し、被災者の代弁者となって頑張り抜く」と語りました。
市が真備町内の3カ所に今春建てた災害公営住宅(計91戸)や復旧工事の各現場を市議団と視察しました。
総社市では浸水して爆発したアルミニウム工場の事故現場近くを、9月の市議選で難波正吾市議の議席引き継ぎに挑む、にぐま進予定候補、みいみ芳明衆院岡山5区予定候補と訪れました。(しんぶん赤旗 2021年7月5日)