「なくせ貧困・雇用確保。内需拡大・地域振興。安保50年・平和憲法守れ。米軍基地撤去」を掲げて福岡県民集会が21日、福岡市冷泉公園で開かれ、労働組合や民主団体などから5千人が参加しました。主催は県民集会実行委員会。
実行委員長の梅野肇・県春闘共闘議長があいさつ。「大企業の内部留保を下請け、中小企業の単価引き上げ、労働者の賃上げ、派遣労働者の正規化、社会に還元させ、内需拡大をはかろう」とよびかけました。
米軍普天間基地撤去をたたかう沖縄県の稲嶺進名護市長と伊波洋一宜野湾市長の連帯のメッセージが紹介され、会場は大きな拍手でこたえました。
日本共産党の仁比そうへい参院議員と、しのだ清参院福岡選挙区候補が紹介され、仁比議員が「労働者派遣法改定案の抜本的修正案をかかげ、雇用は正社員があたりまえ、人間らしい雇用のルールを確立するため全力でたたかいぬきます」と決意を述べました。
集会後、参加者たちは中心街・天神まで「わくわくパレード」。「消費税増税反対」などと唱和し、市民にアピールしました。(しんぶん赤旗 2010年3月22日)