第36回山口県赤旗まつりが10月25日、仁比聡平参院議員を迎え、下松市のふくしの里ふれあい広場で開かれました。県内各地からバスなどで1900人が参加し、来年の参院選にむけ必勝の決意をかためました。
仁比氏が、民主党中心の新政権が誕生した後の国会の状況と日本共産党のとりくみについて講演しました。国民の切実な願いである母子加算復活や後期高齢者医療制度廃止などで右往左往していることにふれ「この根源には財源問題がある。庶民に負担を押し付け、そのなかでやりくりするやり方には限界がある。大企業優遇税と軍事費にメスを入れてこそ財源問題は解決する」と指摘。「『建設的野党』として国民の要求を実現するためにも議席を失うわけにはいかない。勝利のため全力をつくします」と決意を語りました。
総選挙で比例候補としてたたかった中林よし子、吉田貞好両氏が選挙での支援に感謝をのべました。
山本丈夫県委員長は総選挙の結果にふれ、党への支援に感謝をのべ、「『建設的野党』として国民の期待に応えるためには、党をもっと大きく強くしなければならない」と、入党と「しんぶん赤旗」の購読を訴えました。
第2部では、マジックやフォークグループ「凪(なぎ)の座」の演奏、猿まわし、よさこいの演技があり、参加者の大きな歓声がわきました。(しんぶん赤旗 中国・四国のページ 2009年10月27日)