広島県知事選(11月8日投票)で日本共産党の村上昭二候補の必勝をめざす演説会が10月24日、広島、呉の両市で開かれました。村上候補や県議補選(30日告示、11月8日投票)の広島市南区(定数1)に立候補する長妻りょう氏、仁比聡平参院議員、辻つねお県議が弁士を務め、広島市中区の会場、呉市の会場に、それぞれ多くの参加者がつめかけました。

 仁比議員は「核兵器廃絶の世界的な世論と運動が広がっている今、世界で最初の被爆地で核兵器廃絶の先頭に立つ決意をしているのが村上候補だ」と紹介。「自公政権を退場させて誕生した民主党政権は、公約に掲げた後期高齢者医療制度の廃止を先送りしようとしているが、国政に対して堂々とものが言える村上候補に、廃止の願いを託してほしい」と呼びかけました。

 村上候補は①大型開発優先の無駄遣いをやめて暮らし。福祉を守る②教育予算を増額して子どもが生き生き学べる学校に③派遣切りを許さず地元産業を応援する―などの公約を示し、「県民が主人公の県政に切り替える」と決意表明。長妻民は「広島市が政令市になって初の議席を勝ち取り、県の複数議席を実現する」と訴えました。(しんぶん赤旗 中国・四国のページ 2009年10月27日)