日本共産党の仁比聡平参院議員は5月13日、岡山県倉敷市で倉敷早島後援会のつどいに参加しました。「来年の参院選は選挙区で(住寄)聡美(予定候補)、比例では聡平を必ず勝利させてください」の訴えに、参加者は拍手を送りました。

 仁比氏は、セクハラ問題への政権の対応や自民議員の「女性は3人子を産め」の発言について、「前時代的な人権感覚だ。個人の尊厳や多様性への配慮もない本性が現れている」と批判しました。朝鮮半島をめぐって各国が対話に向かう中、圧力一辺倒の安倍政権について「根っこにあるのは、先の戦争の侵略と植民地支配を反省せず、それを美化した『美しい国』という歴史認識で対処しようとすること。それが足を引っ張っている」と指摘。「外交で北東アジアに本当の平和をもたらす政治をつくろう」と呼びかけました。

 息子を連れて参加した佐藤愛子さん(40代・アルバイト)は「国会で起こっていることがむちゃくちゃすぎて、今の政治が許せない。正しいことをしようとしている党を応援したい。メディアは報じないので、もっと真実を知る機会が必要」と話しました。(しんぶん赤旗 2018年5月14日)