昨年夏の記録的豪雨により、山口・島根両県では、河川や農地に深刻な被害を受けましたが、八ヶ月が経った今でも、壊れた護岸は手当されず、農地には大量の土 砂が堆積したまま、復旧が進んでいません。「次に大雨が降ったら」と住民は不安を抱えています。
仁比議員は、3月23日、参院災害特委員会で、出水期までに、迅速に河川改修を行うようを求めました。国交省の森北水管理・国土保全局長は「早期に完了するよう助言、支援を強めたい」と答えました。
また、国や県の公共工事が遅れる中、田植えの時期までに間に合うよう、農地や水路の復旧に、住民が自力で取り組み、市町村がそれを財政的に支援する取り組みが広がっています。
仁比議員は、現在ある支援制度を柔軟に活用できるようにするとともに、新たな制度も含め、支援を強め、復旧のために、できることは何でもやるという観点でのぞむべきと要求。古屋防災大臣は「できるだけ早く復旧するよう取り組んでいると思う」「早く取り組むよう督励したい」と答弁しました。
萩市の決壊した川べりの保育園では、保護者の「危なくて園児を通わせない」との声を受け、市が高台移転を決定。仁比議員は、こうした場合でも補助すべきと追及。文科省の鈴木審議官は「対象とすることは可能」とし「精査している」と答弁しました。
動画はこちら。→
委員会で資料として配布した写真は下記です。
① 山口県 萩市 須佐 (2014年3月19日撮影)
② 島根県 津和野町 (2014年3月20日撮影)
③ 島根県 津和野町 (2014年3月20日撮影)
④ 山口市 阿東 阿武川 (2014年3月19日撮影)
③ 島根県 江津市 桜江 糸谷川 (2014年3月20日撮影)