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日本共産党の仁比そうへい参院比例候補は4月12日、広島市で、TPP(環太平洋連携協定)の問題についてJA広島中央会の小田政治常務理事らと懇談しました。党広島県委員会の皆川けいし参院選挙区候補、村上昭二県委員長、辻恒雄県議が同席しました。

 アメリカとの事前協議合意が伝えられるなかで、小田常務理事は、「TPPは農業だけでなく食の安全や地域、命に関わる問題であり、関係する団体と一緒に反対運動を強めたい。学習会を開き、ネットワークを強めて7月には県民集会を開きたい」と述べました。仁比氏と皆川候補は、「TPPに参加したら生活がどうなるか、地域が存続できるのか、県民一人ひとりが考えることが大切。自民党に公約を守れと迫っていくことが重要」などと訴えました。食料自給率の低下、食の安全などからすれば参加表明は撤回しかないとした仁比氏に、小田常務は「考えは同じです」と応じました。

 これに先立って、仁比氏らは、党の「賃上げ・雇用アピール」について広島県の寄谷純治商工労働局長、県中小企業家同友会の川口護筆頭代表理事、奥河内博夫副代表理事らとそれぞれ意見を交わしました。(しんぶん赤旗 2013年4月14日)