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日本共産党の仁比そうへい参院比例候補は4月11日、環太平洋連携協定(TPP)参加による宮崎の農業への影響などについてJA宮崎中央会と懇談しました。前屋敷恵美県議、来住一人参院宮崎選挙区候補らが同席しました。

借入金償還延期を

 仁比氏は懇談冒頭、宮崎県の和牛日本一連覇に祝意を表明。2010年に宮崎県を襲った口蹄(こうてい)痩発生から20日で3年になることが話題になり、応対した見戸康人常務は、3年間据え置かれていた経営再開の借入金の償遷が年内にも始まることについて「経営再開から実質は2年ほど。まだ支払える状況にない。制度の延長や低金利でのつなぎ資金など支援が必要だ」とのべました。加えてTPP参加が与える打撃と影響を危ぐし、「TPPの危険性をもっと広く知らせなければならない」と語りました。

 仁比氏はTPP交渉参加による各農家や地域経済への影響など、「県民に危機感を伝えましょう」と呼びかけました。党としてもTPP阻止の一点で共同を広げることを約束、運動に参加を呼びかけるとともに6月9日に山下よしき書記局長代行を迎えて宮崎市のJAアズムホールで開く党演説会への参加を案内しました。(しんぶん赤旗 2013年4月13日)